その夜ー

あたしは斗真と約束したお店に向かった。


車から降りて、レストランに足を踏み入れると、いい匂いが鼻を突く。


「優華!こっち。」

斗真が見えて、あたしはそちらに向かった。


「遅れちゃった?」