「好きなの選んでみて。」

「うん。」


翌日、あたしたちは二人でウエディングドレスショップに来ていた。


「お客様、どのようなものをお探しですか。」

「えっと…じゃあ、あんまり派手じゃない奴で…」


そう言うと店員さんは次々にあたしにドレスを試着させた。