と、そういったとたん先輩が真っ赤になった。 「いや!その!今のは…」 先輩…あたしのこと心配してくれたの? それで、店の前にずっといてくれたの…? あたしは次第に鼓動が速まるのを感じた。 「あーもう。そうだよ、心配だったから!おまえが!」 トクン、と、胸が弾んだ。