「ハナ、まだはなしたいことが…」 「レッスンが終われば、話せますから。」 ハナは優しく、けれどはっきりと言った。 あたしはちょっと残念に思いながらも、ダンスホールに足を踏み入れた… コツコツ… ヒールの音が響く。と、目の前にひとりの初老の男性が現れた。 「では、始めましょう。」