旦那様は御曹司!? 上


「ハナ、まだはなしたいことが…」

「レッスンが終われば、話せますから。」

ハナは優しく、けれどはっきりと言った。

あたしはちょっと残念に思いながらも、ダンスホールに足を踏み入れた…

コツコツ…

ヒールの音が響く。と、目の前にひとりの初老の男性が現れた。


「では、始めましょう。」