「そ!そんなこと…」

「なくないだろ。おまえを抱きしめてたんだから。」

いつもの和輝さんとはまるで別人みたいに冷たい。 

意地悪ばっかりいうけどいつもは優しさもあるのに…

思わずあたしまで冷たくなる。

「別に関係ないですよね、和輝さんには。」