「あんたのせいで先輩が傷つくかもしれねぇだろ!好きでもないのに、なんだよ!結婚って!!」

松本君の目は怒りに燃えていた。

「調子に乗ってるのはそっちだろ!?」

そういうと松本君は拳を振り上げた…

「やめて!松本君!お願いっ!」


と、松本君は一瞬とても苦しそうに和輝さんを睨みつけ、拳を下ろした。