旦那様は御曹司!? 上


「好きなんです。優華先輩のことが。」


あたしは、松本君を見つめたまま動けなかった。
まるでまっすぐな瞳に吸い込まれるように、固まってしまっていた…


「…ほんと、なの?」

「嘘でこんなこといいませんよ。」

優しくほほえむと、松本君はゆっくり、優しくあたしを抱きしめた…。