「ただいまー」
「お邪魔します」
国道を10分くらい走り、途中で横道に入ってさらに5分ほど
住宅街の一角にあるしるふの実家(兄・由斗の住む家)についた二人
すでにお決まりになった場所に車を止め、エンジンを切ると、同時に助手席と運転席のドアが開く
荷物を持って肩を並べる二人の姿は、
切り取られた絵のように溶け込んでいる
家のドアを開けつつ、それぞれ口にした言葉が響く
一年以上前に初めて訪れてから何度か足を運んでいるしるふの実家
さすがに緊張もしなくなった
ま、もともと緊張するタイプではないようだが、自分は
「あら、おかえりなさい。しるふちゃん、海斗君」
パタパタと階段を下りてきた兄の妻・希央が微笑んで出迎えてくれる
はたして自分はおかえりなさいでいいのかと思いながら
おひさしぶりですと挨拶する
「お邪魔します」
国道を10分くらい走り、途中で横道に入ってさらに5分ほど
住宅街の一角にあるしるふの実家(兄・由斗の住む家)についた二人
すでにお決まりになった場所に車を止め、エンジンを切ると、同時に助手席と運転席のドアが開く
荷物を持って肩を並べる二人の姿は、
切り取られた絵のように溶け込んでいる
家のドアを開けつつ、それぞれ口にした言葉が響く
一年以上前に初めて訪れてから何度か足を運んでいるしるふの実家
さすがに緊張もしなくなった
ま、もともと緊張するタイプではないようだが、自分は
「あら、おかえりなさい。しるふちゃん、海斗君」
パタパタと階段を下りてきた兄の妻・希央が微笑んで出迎えてくれる
はたして自分はおかえりなさいでいいのかと思いながら
おひさしぶりですと挨拶する