「……、じゃあ、駅前のクリスマスツリー」
しばし考えたしるふは、白い息を吐きながらそっとつぶやく
了解、としるふの手を引きながら歩き出す海斗の背に、
少しだけ切なさを感じてそっと瞳を伏せた
そっと見上げる大きな大きなクリスマスツリーは、この町の代表的なイルミネーションの一つ
駅前に植えられた大きな木に装飾を施してライトアップ
今は少し白さも混じって、さらに幻想的に浮かび上がっている
ここはしるふが海斗とのクリスマスを初めて過ごしたところ
忙しくてすれ違ってばかりでクリスマスなんて雰囲気がなかった一年目
仕事が終わった夜遅く、海斗が運転席に座りながら一カ所だけ連れてってくれると言った
その時しるふがリクエストしたのがこの大きな木のイルミネーションだ
隣町で行きやすいし、
高校や大学の時、クリスマスシーズンに通るたびに密かに憧れていたイルミネーション
いつか誰かと見上げてみたかった
しばし考えたしるふは、白い息を吐きながらそっとつぶやく
了解、としるふの手を引きながら歩き出す海斗の背に、
少しだけ切なさを感じてそっと瞳を伏せた
そっと見上げる大きな大きなクリスマスツリーは、この町の代表的なイルミネーションの一つ
駅前に植えられた大きな木に装飾を施してライトアップ
今は少し白さも混じって、さらに幻想的に浮かび上がっている
ここはしるふが海斗とのクリスマスを初めて過ごしたところ
忙しくてすれ違ってばかりでクリスマスなんて雰囲気がなかった一年目
仕事が終わった夜遅く、海斗が運転席に座りながら一カ所だけ連れてってくれると言った
その時しるふがリクエストしたのがこの大きな木のイルミネーションだ
隣町で行きやすいし、
高校や大学の時、クリスマスシーズンに通るたびに密かに憧れていたイルミネーション
いつか誰かと見上げてみたかった

