翌日、鉄平の部屋に入ると机の上に手紙が置いてあった。
手紙には、癖のある右肩上がりの字で、次の内容が書かれてあった。
『あの日から真衣といっしょに住むことになった。
やっと好きな彼女といっしょにいられると思うとうれしくてしようがない。
本当に逢うことができたんだ。
実は、真衣に逢うためだけに未来から来たんだ。
あの自転車型タイムマシンで。
未来では、大学院で物理工学の研究をしていたんだ。
そう、タイムマシンを研究してた。
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