私には弟がいる
1個下の高1。183センチ(らしい)。バスケ部。


「姉ちゃん、俺告られた!」

「へぇ。どんな子?」

「ギャルっぽい子、つぅかギャル」

「やめときな」

私がソファにあるクッションを抱きしめながら言うと、優人は半分呆れ顔だった

「はいはい、そう言われると思って断ったよ」

「さすが我が弟!」
弟の頭をつかみわしゃわしゃとする

いつのまにか大きくなっていた弟の頭をつかむのに、背伸びをしないと届かなくなっていた