明日はアシタの風が吹く!<第三話>

「おう、組長どこ行った?」


俺は一瞬モヤシ男さんを見たけど、とても話せる状態じゃない。


奥さんも子供達も俺を見ている。


仕方なく俺は小さな声で言った。


「あの、俺、組長代理ってことらしいです…」


「あぁ!?テメェが!?ただのモヒカン野郎じゃねぇか!」


ただのモヒカン野郎?