「ぐぉっ…!あ、あばらが…!」


モヤシ男さんの様子がおかしい。


「大丈夫ですか!?なんかすごく痛そうだけど…」


密着してるモヤシ男さんの体が、ガクガクと震えていて俺は少し怖くなった。


「ぐぬぬっ…!あばら、折れ、ました…!」


「えー!!?折れたって、骨折したってことですか!?いや、まさかそんな、奥さんに叩かれただけで!?」