明日はアシタの風が吹く!<第三話>

多分これから俺達は拉致監禁されるんだ、もしかしたらどっかの湾に捨てられる、そんな妄想がどんどんわいてくる。


それに成り行き上、組長代理なんて言っちゃって…。


俺は、俺達は、一体どうなるんだろう。


でも、今俺のまわりは怪我人と女子供しかいない。


「くっそー!俺も女だったら!女でももちろんモヒカンだぜ!」


そんなことを思いつつ、全員車から降ろされて、事務所の一番奥に連れて行かれた。