明日はアシタの風が吹く!<第三話>

ヤクザの一声で縮み上がった俺。


「いや、あの、はい、ただのモヒカン野郎でーす♪キャハ☆なんちゃって♪」


「お前達!こいつら全員車に乗せろや!」


ヤクザがまた子分ヤクザに命令した。


「へい!お前らー!車に乗せろってー!」


「はーい!おーい、そこのお前ー!…」


そんな言葉が飛び交う中、逃げられないと諦めた俺達は、自らの足でヤクザの車に乗り込んだ。