バババババババババ!


耳が痛いほどの、激しいマシンガンの音とガラスの砕ける音。


防空壕の中が、5人の熱気であっという間に息苦しくなって、モヤシ男さんがポツリと言った。


「あーあ、全部壊れちゃう…。助かってもこのままじゃ路頭に迷うなぁ…」


そんなモヤシ男さんの背中を奥さんが、バーン!!と叩いた。


「大丈夫ですよー♪だって、モヒカン男さんがいるじゃないですかぁ♪キャハ☆」