――熊野では、突然の知らせに一同は困惑していた。 しかも、立て続けに届いた別の知らせによると、義朝たちは、二条帝・後白河上皇・上西門院統子を幽閉しているという。 ならば、下手に攻めることもできない…。 だが、都では源氏が清盛たちを待ち伏せている。 幸いにも武具には従来仕えている家人が備えていたため困らず、一行は六波羅へと引き返した。