【side 璃愛】
今日からお世話になる机と椅子に心の中で(よろしくね)と呟き、腰を下ろした。
小学校のときの友達はみんな、名門の私立の中学校に行っちゃったから、ここには私の知り合いは一人もいない。
まあ、私がそれを望んだんだけどね。
だって、本当に信頼できる友達以外は、私の親の権力目当てに、来る子ばかりだもの。
そんな上部だけの付き合いは要らないわ。
だからここで、“普通の子”として私自身を好きになってくれる友達を探すんだ!
でも、周りを見れば、やっぱり小学校が同じだったんだろうな。
グループが出来ていて、私が入れそうにない。
スタートラインで躓くなんて……。


