人貸し屋

☆カイリside



「・・・・・・・・・・・・」



昨日のことが嘘かどうか

それを確かめるために机を見ると

人貸し屋でもらった瓶が

蓋が開いたままおいてあった



「・・・・・・昨日、閉めたよな?」



まぁ、あれだけ変なことがあれば

こんなのも・・・おかしくはないけど



もう一度閉めようとした時、

インターホンが鳴った



「・・・やべ!こんな時間!」



時計を見るともう用意する時間

急いで着替えをしてると、

部屋のドアをノックされた



「今忙しいんだよ!」



「あら?もう起きてたの?

 一葉ちゃん来てるわよ」



「・・・・・・・・・わかった」



やっぱり、一葉は生きてる



この1か月はなかったことになってる

今までと同じように・・・