「なぜ急に。」
「さっき元カノに裏切られた」
「じゃあ、そこに倒れてる人は?」
「こいつはぁその・・元カノと内緒で付き合ってた奴  ムカついたから」
なるほど・・・かわいそうに。でも
「他をあたってください」
そんなんで付き合えるものでもない。
「そうかwwしょうがねぇーな」
「でわ」
急ぎ歩きであたしは家に帰った。
家に着き、ベッドに飛び乗る
あたしにだって彼氏くらいいる。
佐々木悠太。中学生の時、告白されて付き合い始めたあたしも悠太が大好きで悠太もあたしを好きでいてくれた。
ケータイを開け、受信メールを見る。
悠太からメールが来ていた。
『明日学校だな。話があるから屋上に来てくれ』
なんだろう。
そしてあたしはそのまま眠りについてしまった。