10月中旬ぐらい。


「さむーーいっ」




部活終わりに私は友達とバス停まで歩いていた。



友達と話す事なかったから、1人で周りを見渡してた。


奥のベンチで悠が座ってた。


「ゆうーー」
「あ?」
「いや特に……。」


私は悠が少し苦手だった。
てか、クラス違ってたしエロいやつだと思ってたから。

でも、まぁ面白さだけは人並み外れてるからそういう所は好きだった。
 

あくまで友達として。