女の子達は、化粧が濃くて、誰が誰なのか分からない人がほとんどだった。 「きゃっ!!」やばい、かかるっと思ったときにはもう ドレスが濡れてしまっていた。 「ごめんっ」と必死で謝ってくるチャラそうな人。 「大丈夫です」とだけ言って、入り口付近のお手洗いに走ったわたし。 ドンッ 「いった」という男性の声が聞こえて 「ごめんなさい、」と謝って顔をあげると そこに立つ、少し大人になった君がいた。