_______陽瑠輝side


俺はとりあえず、あいつに付き合うというのを
お礼にさせてもらった。

それに’’俺を助けるとおもって’’なんて言った。

が、実は俺が付き合うのをお礼にしたのは
助けてもらうためじゃない。

「優愛が好きだから」

ちょっとでも恋人のフリをしてたら、あいつを
惚れさせること可能なんじゃねぇかなっておもった。

河西は久田のことが好きだってことは知ってたから、
喋るのはすくねぇから、優愛と班として喋ってた。

優愛と久田は似たタイプだった。

だから俺は話しやすくてよかった。

でも、しゃべってるうちに惚れたのは優愛。

なぜかあいつを見てしまう。

というか目で追ってたらしいから。



っていうことで俺のなんか、お礼作戦。

あの優愛をいじめようとしてた女のおかげでもあるから
ある意味助かった。


まあ、そのかわり優愛には怖いおもいさせたけどな...