その時...

「やめろよ...」

と低い声が..

女の子たちはびっくりしていたし、

リーダーの女の子以外は逃げていった。


「な..なんで...」

「俺見てなかったとでも思った?
 こいついじめんなよ..?」

「でも..あなたが悪いの!」

私は、怖かったし...顔をあげられなかった。

だから、リーダーの子と誰か男の人の声を聞いているだけ...

「何がだよ?」

「私のこと無視するくせに、倉月さんばっか...」

「てかお前誰かしらねぇんだけど?」

「..ひどぃ!覚えとけよ倉月!」

といって、走って行ったリーダー。

すると..

「おい優愛..顔あげろよ..」

「ぐす....っ」