で、はじめての呼び出しをくらった。
それに、佳奈も北村くんも河西くんもいない時に...
「ね~倉月さん♪
あっちでおしゃべりしよ♪」
と笑って呼んでくる女子軍団。
まあ5人くらい?
でも目の奥は全然笑っていなくて、
すごい怪しかったけど、断れることもできず、
「いいですよ。」
なんて言っちゃう馬鹿な私...
で、この時間は全然屋上には誰もいなくて...
「ね、倉月さん。私..陽瑠輝くんのことが好きなんだ~」
「あ、そうなんですか?頑張ってください。」
「じゃなくて~喋らないでくれるかな?」
「え、でも班一緒ですし..」
「うるっせぇよ。お前最初可愛いとか言われてて、
調子のってんだろ?!」
「え..あ..そんなことありま..せん。」
すると、すごく怒ったリーダー的な子は、
手を振り上げた時。
殴られるなんておもった私は目をつぶった。

