「おはよう。ございます…」 「おはよう。陽織」 あれ?いつもは。すごく怒ってるのに、怒ってない!? 「あのさ、尚斗?」 「ん?」 「怒ってないの?」 「怒ってる」 「何でなにも言わないの?」 「陽折りのお母さんが後ろにいるから」 「!?!?!?」 後ろを振り向くと、お母さんがたっていた。 お弁当を持ちながら。 「あー、ごめん!ごめん!ありがとう!お母さん!」