「んー、はいはいそーですね」

めんどくさそうに返事す

「それよりも、下で尚斗くんまってるわよ」


嘘でしょーーーーーっ!?

「まじかよっ!最悪!」

自分の部屋に戻り、窓を開けてみると、
尚斗がたって、こっちをみながら、怖い笑みをうかべていた。




「はやくしろよ、陽織。」

「はいはいはい!!すみません!!」

歯を磨き、顔を洗い、制服を着て、髪の毛をそろえた。ここまで約13分。奇跡だ。

「いってきまーーーす!」

勢いよく玄関を飛び出た。