色を塗り重ねて遊ぶうちに、暗色を使ったときの空を《夜》白味の強いときを《昼》と呼ぶようになったとか

赤い色は殊更お気に入りらしく、《朝》とか《夕》とか その時の気分で呼び分けたそうだよ


そんな神様にも好めない色があったらしくてね、

それは 青い色

神様はたまに使っては、その空を《南中》と呼んだとか


まあ、なんの皮肉か 神様が作った人間は その《南中》を《晴天》と呼び、親しんだみたいだけど