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ガラッ
「お、遅れましたーー!!」
クラスの全員と不機嫌そうな数学教師が俺と小坂に注目する。
「こらぁ!!お前達今まで何してたんだ!!」
どう見てもお前の数学の荷物を運んできてやったようにしか見えないと思うが、一応説明した方が良さそうだ。
「今日使う道具を教材室からとってくるのに時間がかかってしまいました!スンマセン!」
荷物を床におき、ガバッと頭を下げる。
「全く…最近の若い者はルールというのをまるで分かっとらん!!まあ、いい。今日は時間がないから見逃してやろう。早く席につけ!」
「はい!」「はい…」
お互い返事をして急いで席につく。
良かった。殴られずにすんだ…
気づくと、前の席でマリカがクスクス俺を見て笑っていた。

