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「イエーイ!!さあ、やって参りました。この日の毎朝の恒例、じゃんけん大会!!」
教室の片隅に男子たちが何人かたまっていた。ちなみにそのなかに俺もいる。
やけにテンションが高い日郎が
仕切るように話していた。
「毎週の恒例となっているのとどうじに
負ける人も大体決まってきました!」
そう日郎が言った途端、
全員が俺に注目した。
「……さ、さっさとやろうぜ!時間なくなるぞ!」
「お!?純、やる気だな?じゃあやるぞ!」
全員が片手をだし、
じゃんけんをした。

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