ごく普通の住宅街。秋も終わりに近づく11月の始め。 家の前の道には、落ち葉が風にあおられてヒラヒラと舞っている。 今日は秋晴れだった。 「いってきまぁす」と元気がない声を出し 俺は走り出した。 するとその時、誰かにクスリッと笑われたような気がした。 その方へ振り向いてみると、同年代のツインテールをした女の子が俺を見ていた。 「クスッ、今日も遅刻しちゃうねー♪純ちゃん♪」