「よっっっしゃあ!
じゃなくて、
承知いたしました、王様。」
「そろそろバレているぞ。お前のキャラ…」
「はて何のことでしょう!
それでは姫さまにお伝えしてきます!」
「頭だけは賢いんだがなあ。
やはりこの国で天から二物を与えられたのはわたしだけか。ふっ。」
幸い、このナルシストな光景を見た者はおりませんでした。
「姫さま姫さまぁ」
「行くわ。」
姫様は即座にいいました。
「早っ!」
「盗み聞きしてたから。」
「どこから?」
「最初から。」
さすが姫様。
でも、賢者にとってはちょっとまずかったようです。
「あわわわ。」
「だーれーを、永眠させたいですって?」
「すいませえん」
「だいたいどっから聞いてたってアンタ私の悪口ばっかりじゃないの!
随所にちりばめてんじゃないわよ。」
「すいませえん」
「でも行くわ。」
「本当ですかあ?」
さっきまであんなに寝ないと言っていた姫様が、
やけにやる気まんまんなので、
賢者はその理由を知りたがりました。
じゃなくて、
承知いたしました、王様。」
「そろそろバレているぞ。お前のキャラ…」
「はて何のことでしょう!
それでは姫さまにお伝えしてきます!」
「頭だけは賢いんだがなあ。
やはりこの国で天から二物を与えられたのはわたしだけか。ふっ。」
幸い、このナルシストな光景を見た者はおりませんでした。
「姫さま姫さまぁ」
「行くわ。」
姫様は即座にいいました。
「早っ!」
「盗み聞きしてたから。」
「どこから?」
「最初から。」
さすが姫様。
でも、賢者にとってはちょっとまずかったようです。
「あわわわ。」
「だーれーを、永眠させたいですって?」
「すいませえん」
「だいたいどっから聞いてたってアンタ私の悪口ばっかりじゃないの!
随所にちりばめてんじゃないわよ。」
「すいませえん」
「でも行くわ。」
「本当ですかあ?」
さっきまであんなに寝ないと言っていた姫様が、
やけにやる気まんまんなので、
賢者はその理由を知りたがりました。


