いわゆる ぞくに言う私は夜の蝶 まさに その名に相応しく蝶になる為 好きでもナイ営業 接待の繰り返しだ毎日 毎晩 毎夜 毎夜 夜な夜な繰広げられる盛り場 ツマらない窮屈 退屈 ため息 そして孤独 新天地求めて やっと手にした小さな街 そこに辿り着くまでも散々 悩み もがき苦しみ結局 逃げ出し飛び出した 花を咲かせたい 誰の真似でもナイ 自分らしく自分らしい花の形を今も まだ見つけられず見つからず探し求めて彷徨って嘆いて挫折しては また這い上がり這い上がれば出る釘打たれる始末 でも それでも生きなければ生きたい 生きて行きたい この彷徨える潤しい この街 この国 日本に