あれから一週間が経った。
あの後、
何事もなかったかのように二人でご飯を食べた。
あの話はなかったかのように
普通に過ごした。
ただ
前と違うのは
私達が普通になったこと。
それから
毎朝と、放課後、毎日一緒に帰っている。
放課後は学園祭の準備があるからなんだけど...
朝は
私が心配で....
あの言葉が気になって
心配で、
毎朝迎えに行っている。
....まぁ私の我が儘なのはわかってるんだけど
賢汰は....いい気がしないみたい。
私が朝の登校の迎えを断った時なんて
すっごーく不機嫌な顔をしている。
確かに、朝の登校がなくなったことで
賢汰との時間が減っているのは確かだ。
