朝いつもは自分から起き出してくる祐介がいつまでたっても起きてこない。
「祐介?もう朝だよ?会社遅れちゃうよ。」
「…頭いたい。今日は会社休む。」
風邪引いたって出勤するほどの頑張り屋の祐介がこんなことを言い出すなんて。
よっぽどひどいのかな。
「…わかった。会社には私から連絡しておくね。」
私は彼の会社に連絡を入れた。
電話に出た人は、淡々と話を進めて電話を切った。
「祐介。会社には連絡入れておいたから。朝ごはん食べられそう?」
「…いらない。」
「そっか。ゆっくり休んでね」
私は部屋の扉を閉めた。
昼過ぎに彼は起き出した。
「もう大丈夫?」
「うん大丈夫。ちょっと気分転換に散歩してくる。」
「行ってらっしゃい。気を付けてね。晩御飯までには帰ってきてよ。」
「母親かよ…行ってきます。」
笑顔で出ていった祐介。
この日を境に、彼は変わってしまった。
「祐介?もう朝だよ?会社遅れちゃうよ。」
「…頭いたい。今日は会社休む。」
風邪引いたって出勤するほどの頑張り屋の祐介がこんなことを言い出すなんて。
よっぽどひどいのかな。
「…わかった。会社には私から連絡しておくね。」
私は彼の会社に連絡を入れた。
電話に出た人は、淡々と話を進めて電話を切った。
「祐介。会社には連絡入れておいたから。朝ごはん食べられそう?」
「…いらない。」
「そっか。ゆっくり休んでね」
私は部屋の扉を閉めた。
昼過ぎに彼は起き出した。
「もう大丈夫?」
「うん大丈夫。ちょっと気分転換に散歩してくる。」
「行ってらっしゃい。気を付けてね。晩御飯までには帰ってきてよ。」
「母親かよ…行ってきます。」
笑顔で出ていった祐介。
この日を境に、彼は変わってしまった。
