365日。





あたしは青すぎる空を見上げながら、凛人に聞いた。



「……あの事、先生に言ったの?」

「…ん?…あぁ、女子のやつ?」



凛人も隣で同じく空を見上げながら、そう答えた。




「なんで……
「許せなかったんだよ」

「え…」


凛人の鋭い声が、隣から聞こえる。



「お前はなんの罪もないじゃん。ただ俺と付き合ってるだけ。それだけであいつらはお前にあんな事したんだぞ?許せるかよ!」



凛人の大きな声がそう言った。


………凛人……




「りんっ⁈」


凛人にぎゅっと抱きしめられた。




……あ、あれ…?

なんか、前より腕が細くなってる気が……


今日は、力が少し弱く感じた。




「……なんか…ごめん」



後ろから凛人の震えた声が聞こえる。



なんで謝るの?

凛人にだって、なんの罪もないじゃん。



凛人はモテるから。

それだけであって、なんにも悪くない。



謝らなくていいんだよ?



「なんか、俺と付き合ってたら色々嫌がらせ受けるだろ。だから……俺が悪いんだ、今回の件は。本当に、ごめん」

「凛人は悪くない。誰も悪くないんだよ」


そう言った瞬間、凛人が「えっ」と短く言った。