365日。





「んーーっ!やっぱ屋上最高ッ!」



久しぶりの屋上!

やっぱり屋上の空気は新鮮で気持ちいい。


あの日みたく、大きく背伸びをする。



こんなに気持ちいいのに、屋上にはあたし達以外誰もいない。




お弁当を開き、食べ始める。


卵焼き最高!

やっぱり甘めが美味しいよね♪




「…それ、美味そうだな」

「えっ、ちょっ…」


凛人はあたしのお弁当から、卵焼きを1つ取り、口に運んだ。



あぁぁぁぁっっ

あたしの卵焼きがぁぁぁっ



そんなあたしにお構いなしに、凛人は太陽みたいな笑顔。


「美味いな、これ。お前、料理出来んだな」


しっ、失礼な!

愛ちゃんの熱血指導により、料理はだいぶ様になってきたんですよー。



でも、今『美味いな』って……



……嬉しい、かも。




あたしも凛人に仕返しをしようと、凛人のお弁当を覗く。



「……!」

「ん…?なんだよ」




男子なら、もっと食べ応えのあるものが入ってるんだと思っていたあたしは、目を見開いた。



「…意外……」

「んあ?どーいう意味でだよ?」



凛人のお弁当には、野菜しか挟まっていないサンドイッチが並んでいた。



「…凛人これ…いつもサンドイッチ?」

「あ?そーだけど。なに、悪い?」

「いや、そういう意味じゃ」



……意外すぎるなぁ。





お弁当を食べ終えたあたし達は、お昼休みが終わるまでここにいる事にした。