365日。





「昨日、大丈夫だった?」

「えっ…」


あたしは驚き、目を見開く。



「A組の市原君から聞いたの。昨日あなた女子十数名からひどい事されてたって」



…凛人が……?


「この傷……ひどいわ………」



先生があたしの腕を痛々しそうに見た。




「市原君がその女子全員を覚えててくれてたから助かったわ。うちのクラスから6人、あとはA組から7人」



……A組の方もいたんだ…

まぁ凛人モテるから、そりゃたくさん来るよね。




「生徒として相応しくない行為をしたから、その13人は今停学中」






停学期間は2週間。

そう先生が言った。


でもその2週間を終えても、その13人は学校に来なかった。






「千尋ー、早く来い!」

「えっ、待って!」

「「いってらっしゃーい♪」」



お弁当を片手に、猛ダッシュで凛人に駆け寄る。


後ろから、愛ちゃんと智花が手を振った。




「遅いっつーの」

「ごめっいだっ」


謝る途中でデコピンをくらう。



おでこをさすりながら、あたし達は手を繋いで屋上へ足を運んだ。