「そっか。まぁいいよ」

市原君が明るく言う。



「始めて話したのは昨日だから、とか思ってんでしょ?」


‼図星…。




そして市原君は立ち上がって、最後に宣言する様に言った。



「俺、千尋の事惚れさせるから」

「はい⁈⁈」



市原君はびっくりする様な事を何度も言う。




そのまま市原君は教室を出て行った。