365日。






「あの…ごめ「さーさー!」



んあ⁈

あのあたし今、涼介に返事してる途中……



「なんか複雑みたいだからー、後は2人で話してくれー。やる事が沢山あるんだー」

「あっ。すいません!」



涼介は本多先生に頭を下げる。


「まーいい。今日は転校初日って事でー大目に見てやるー」

「本当ですか!ありがとうございます」

「じゃあー、とりあえず席についてもらうー。出雲の席はー……あぁ、丁度いいじゃないかー。遠野の隣だー」



そう言って、あたしの隣を指差す。



え、だってあたしの隣、空欄だったじゃ…

ええ⁈

なんで⁈


なんで机があるのー⁈

いつの間にーーー⁈⁈




「じゃあー、話の続きはそこで解決してくれー」

「はい、わかりました!」



ちょ、ちょっと!

なに先生と解決しちゃってるの?



まぁこれ以上人前で色々言われるのも嫌だけどさ…



でもちょっと先生ひどくない⁈


あたしの気持ち!

あたしの意見!