あたしが俯くと、凛人があたしの顎をくいっと上げる。
「本当のとこ、どう思ってんの?」
心の中を見透かされた様な気がした。
大好きだよ、本当は大好きだよ、大好き
「好き……です」
あたしは言ってしまった。
慌てて付け加える。
「でも、さっきも言ったけど、あたしの側にいると、皆死んじゃう。凛人には………死んでほしくない。だから、今のは聞かなかった事にしてっ!」
あたしは精一杯の笑顔で言う。
すると凛人があたしを抱きしめる。
「⁈」
さっきよりもずっと強く、あたしを抱きしめる。
「本当の事言ってくれてありがとう」
凛人が優しい声で言った。
「でも、俺は絶対死なねぇ。お前1人おいて、死んだりはしねぇよ」
…そう言った凛人の腕は震えていた。
「俺が絶対、お前を守り抜く。死なない」
「俺に千尋を守らせて」
それって……



