365日。








「いくらでも泣け。俺がずっと側にいる」



疑問を持ちながら、あたしはしばらく凛人の腕の中で泣いていた。




凛人は黙って抱きしめてくれていた。






少し落ち着いたから

「ありがとう、もう大丈夫」

と、凛人から離れる。




これ以上こうしてもらってても、凛人に無理矢理付き合わせてるみたいで、苦しかった。






凛人、あたし、凛人の事好きなんだよ。


でもね、言わないでおく。

言っちゃいけないんだ。





「あのさ」


唐突に、凛人が口を開く。



あたしは黙って、凛人の次の言葉を待った。




「お前が辛くて泣いてる時にこんな事言う俺を、許してくれねぇか?今、どうしても言いたい」



あたしは黙って頷いた。

凛人はそれを見て微笑んで、あたしに言った。



「俺、お前を守りたい」