365日。








あたしのお母さんは、亡くなった。




あたしの唯一の家族だったのに…

お母さんは、いなくなってしまった。






「千尋ちゃん、今日は叔母さんの家に来ない?」



病院を出たところで、叔母さんがあたしに言う。



あたしは首を横に振って「大丈夫です。…ありがとうございます」と丁重に断った。



叔母さんの優しさが嬉しかったけど、今は1人でいたかった。


あたしは最後にもう1度丁寧に頭を下げて、家を目指す。