そう思いながら隣に座ったヒトの顔を見て、あたしは……、 「えェぇ~ッ!?」 ……っと声を上げてしまった。 「あんだよ、すっとんきょうな声なんか上げて。いくら夏だから、って朝からユーレイでも見たような顔してんじゃねーぞ」 んなこと言っても“すっとんきょうな声”だって上げちゃうよっ。 だって! だって、あたしの隣に北条くんが座ってるし!! 「ほ、ほ、ほ、ほ、北条くんっ……な、な、なんでこんなとこにっ……」 ビックリしすぎて言葉がラップ調になってしまった。