「どうしたの?」 クラスがザワめいた。 「昨日、北条が入院した」 「え~っ」 「マジ!?」 「なんで、なんで?」 クラスがさらにザワめいた。 「ウソ……!?」 あたしは思わず声に出していた。 「俺、知ってる」 突然、花木くんが言った。 「昨日、バスケの試合のとき、足を骨折したんだぜ」 「そうだ。花木の言うとおりだ」 先生が言った。 「なんだか、まるで南野と入れ替わるみたいになってしまったが、足が治るまでのあいだ北条は学校を休まざるをえなくなった」 「………」