“あ~、よかった……” でも……。 ドクン、ドクン、ドクン…… “ねぇ、誰なの!? あたしの隣に座るのは” ドクン、ドクン、ドクン…… その後も、男子があたしの席のほうに近づいてくる度にあたしの心拍数が早くなった。 ドクン、ドクン、ドクン…… “もう誰なのよ!? 誰か早く……早く隣に座りなさいよね!” ドクン、ドクン、ドクン…… そしてまたひとり、男子があたしの席のほうに近づいてくる。一歩、また一歩と。 ドクン、ドクン、ドクン…… そして、その男子はあたしの席の真横で立ち止まった。