笑香side




「笑香、おっはよー!!」

「おはよ!!夢未!!」



あの日以来
私はまた普通に学校に通っている。

私が暗いと何かしら
気を遣わせてしまうらしい…。



それに、今は一人じゃないってわかったから
私は今、明るく生活できている。




「おいっ、笑香っ!?何ボーっとしてるんだ??教室いくぞ!!」

「えっ、あ、うん!!」



あんな出来事があっても
海斗は私と変わらずに接してくれている。


でもそれが
自分だけが変に意識してるみたいで
逆に辛かった。