破壊と理性の狭間で

変な液体がかかってからなんだがいろいろあって疲れてしまった
液体のせいかそれともただ疲れているのか
体がだるい、
廊下を歩いてても誰とも遭遇しない
静かすぎて怖いくらいだ。
だがそれはきっと防音壁のせいだろう
きっと中ではみんな大声で話していると思う
すると、前から服装がキッチリしている男が歩いて来ている
髪の色は灰色、目の色も灰色、メガネをかけている
神谷徹夜(かみやてつや)だ
あまりみんなから好かれていない
その理由はマジメすぎるからのもあるが
この男神谷は、強い能力を持つ者たちを恨んでる
自分の能力が嫌なのかはわからないが、周りの人がひくほど恨んでる
特に生命強力番号の最初にSPとつく人たちのことはありえないほど恨んでいる
生命強力番号とは、その作られた製造番号のようなものだった
SPというのは「スペシャル」の略だ
髀呼も魔理沙もその一人だ
SPは対狂喰島の授業で好成績を上げた者や能力が強いものがなれる
それよりこんなところでこいつにあったら喧嘩になりかねないと思うだろう
だが髀呼には何も言ってこないのである
別に髀呼が好きなわけでもない
何故そんなことがわかるのかというと
神谷には好きな女の子がいるのだ
名前もわかっている
それは今は言わないがいるのだ