「おはよー、ゆい」 「おはよん様」 最低の恥辱を受けたあの日から1ヶ月半。 予備校生活5日目だった。 「今日の先生で、初お目見えは終わりだね!!」 この子は、瑞季。 ここに入ってから一番気のあう子だった。 「そーだね、最後くらいは素敵な先生だといいんだけどww」 冗談を飛ばしあってたら、鐘が鳴った。 .