風の恋歌


「しばらく休むがいい。魂の休息が近い。心優しきウィンデーネよ、そなたは立派に命を息吹かせるものであった」

 優しくて、暖かい「声」にそう言われ、私はどんどん眠くなってきた。
 まぶたが重くなって、心地よいけだるさが私を襲う。

「休むといい」

 私の意識は、そのまま永い眠りへとついた。



 私は、風。
 風を吹かせるウィンデーネ。
 それは命を運ぶもの。
 私は、命を息吹かせるものでありたい。
























fin